気が付いたら
▼2000年11月22日 (Wed) -- No.[182]
11月22日(水),気が付いたら朝の8時くらい。車の暖房が付けっぱなしで喉が変な感じになったが、それもすぐに収まった。外は雲一つない快晴。前の晩は真っ暗で全く気が付かなかったけど、すぐ目の前に雪で飾られた山々がそびえ立っていた。素晴らしい景色。外に出て歩いてみる。空気はさすがに冷たいが澄み切っている。僕らが車を止めた駐車場の側からは、サルファーマウンテンの山頂へと伸びるゴンドラが運行している。
まずはこの日の宿を確保。バンフは観光地で宿泊施設も多い。夏場はシーズンでどこも満室、また12月に入ってスキー場がオープンした後も忙しくなる。が、今はちょうどその間の閑散期。最悪満室で泊まれない、ということはまずない。何軒か見てまわった後、街外れにリーズナブルなモーテルを確保。「外れ」と言っても中心地までは車で5分かからない場所。
モーテル内にあったパンフレットを眺めてから街に出る。簡単に食事を摂ったときに時間が1時間ずれてるのに気づいた。そう言えばバンフはマウンテン・タイムゾーンなのだ。1時間損した気分。しばらく街を歩き、いかにも観光地という雰囲気を楽しむ。大橋巨泉のOKショップもあった。日本からもお客さんが多いらしい。カナダはワーキングホリデーで来れることもあり、店員さんから日本語で話し掛けられることもあった。
その後「温泉資料館」みたいな場所に行く。が、何もなさそうなので直ぐに引き返し、次に本当の温泉に浸かりに。遠くからでも湯気がモクモクと上がっているのが見えた。すぐに水着に着替えて入ってみる。外気がどれくらいだったのか分からなかったけどお湯の温度は39度。普段シャワーしか浴びないので、体全体が暖まって非常に心地よい。目の前には奇麗な山。イエローストーンやアイダホで入った天然の温泉とは違い、ここの温泉は商業化されロッカーやシャワー、レストランなども併設されている。日本の温泉と温水プールの中間と言った感じだ。
ゆったりと3時間ほどお湯に浸かる。日本から旅行で来た人や、近くのスキー場で働いているという人とも話した。お湯に漬ってのぼせそうになると縁に座り、冷たい外気に当たる。寒くなったら再びお湯の中へ。それの繰り返しで時間を過ごした。夕方6時を回り暗くなった後温泉を出るが、体にはポカポカが残っていた。
次にバンフのシンボルともなっているHot Springs Hotelに行ってみる。国立公園内に例外的に建設されているこのホテルは、その規制のせいで恐ろしく複雑な作りをしていた。中に入ってみてその思いをさらに強くする。館内図が必要だと思った。内装は豪華絢爛、クリスマスを控え飾りも始まっていてすごく奇麗だった。こんな所に一度でいいから泊まってみたいな。日本から新婚旅行で来る人とか多そう。
温泉に入ってお腹が空いた僕らはこの晩、何と日本料理店でしゃぶしゃぶを食べた。美味しいアルバータ牛が食べ放題。食べ過ぎて死ぬかと思った。長い一日だったのかな。早めに就寝。