北朝鮮
▼2002年10月 5日 (Sat) -- No.[3]
先に断っておくと、僕はこの国を擁護するつもりはないし、自身の思想的は赤でも何でもない。それから僕はこの国を揶揄してるのでも決してない。
北朝鮮!
僕が大人なってからずーっと興味を持ち続け、常に訪れてみたいと望んでいる国。テリー伊藤の「お笑い北朝鮮」も思わず読んでしまったくらい。世界で希にみる共産主義体制、全くと言ってよいほど外に漏れてこない内部事情、それからシークレットブーツを履き、「男はつらいよ」を全巻そろえる謎の最高指導者などなど…、気になるものを挙げてみるキリが無い。しかも全てがミステリーに包まれているので、僕は思わず覗き見してみたくなるのだ。この国には世界中のどこを探しても、決して見つけることの出来ない珍妙なモノで溢れているはず!そんな国に、良くも悪くも関心を惹かれない人が果たしているのだろうか。とにかく一度どんな風景なのか、人々はどんな生活をしているのか、彼のサングラスは本当にオシャレなのか、僕はこの目で確かめたい。あの鳥肌が立つマスゲームも見てみたいし、イムジン川の清き流れに足を入れてみたい。こんな事書いたら怒る人もいるだろうけど、僕は純粋に興味があって仕方がないのだ。
ピースボートが勝手に北朝鮮に入港したというのは聞いたけど、日本国籍の僕が一般観光客として北朝鮮を訪れる事は極めて難しい。そもそも国交がないというのは致命的だし、あの力道山を生んだ北朝鮮がかつて熱烈歓迎したアントニオ猪木ほど、僕は有名人ではない。まさか玄海灘を死ぬ気で渡る訳にもいかないし、これはもう個人のレベルを超えている。それでも以前、北朝鮮に足を踏み入れる観光ツアーが実在した気がする。北朝鮮による国をあげての外貨獲得策だった。一瞬にして実物より男前にされた顔が出たり消えたりする、ある意味恐怖すら覚えるあのマスゲーム観覧ツアーだ。でも後日談を聞いていないから、きっと嘘だったのだろうか。しかし僕が日本にいて金銭と時間に余裕があったら、本気で申し込む勢いだったかもな。騙されたとしても、「俺は夢を買ったんだよ…」と男のロマンで自分を納得さえ出来ただろうな。関係ないかもしれないけど、仮に一糸乱れないアレを目の当たりにしたら、僕だったら勝手に国技と認定してしまうだろう。ちなみに在日の人で特別な学校に通ってる場合は、修学旅行で北朝鮮に行くそうです。
最近の北朝鮮と言えば、何と言っても日本人拉致を認めた大ニュースがありますね。この事件を含めて何を仕出かすか予測できない北朝鮮は、国家としての存在自体が恐ろしいと言う人も多いだろうなー。世界中で起こされたテロの裏幕としての存在、日本列島を飛び越え、太平洋まで平気でロケットを飛ばすその神経など、ちょっと理解に苦しむ事を平気でやってのける北朝鮮。彼らは一体どんな思考回路を持っているのだろうと気になってならない。こんな「対岸の火事」的な事書いたら本気で怒られそうだけど、そんなことろもミステリアスでタマラナイ。
でもその拉致事件を認めた後、在日の人に嫌がらせがあったりするのは残念。でも解らないことはない。正当化するつもりは無いけど、これも要は愛国心の裏返し。この気持ちが無ければオリンピックとかサッカーのW杯とかで、日本を心から応援する気にもなれないんだろうしね。でもそうやって短絡的に嫌がらせ行為をしてる人たちは、その被害者である在日の皆さんこそ、日本人がそもそも朝鮮半島から拉致してきた存在であるのを覚えてるのかなー。これってお互い様なんじゃないの?もちろん数の大小の問題じゃないけど、その規模だけみたら北朝鮮の日本人拉致なんて微々たるものだよ。それに大昔は日本人だって大陸からやって来た訳だし、そう考えたら祖先は一緒。何しろ日本国民の象徴である天皇家だって、「日本書紀」や「古事記」によると朝鮮半島出身とされてる部分もあるし…。これ以上書くと右翼に殺されるので辞めます。
僕は21世紀までに北朝鮮は破綻し、韓国に吸収されると思っていたけど、気がついたらもう何年も過ぎてました。この生きる化石となりつつある北朝鮮、これからも目が離せませんね。