サイババ
▼2002年11月21日 (Thu) -- No.[455]
サイババってどうよ?
僕が突然こう思ったのではなく、最近サイババについて記述された本「理性のゆらぎ」を読んだから。青山圭秀氏によるこの著作は日本にサイババを紹介し、一躍彼をスターダムにのし上げた作品でもある。「サイババ」って覚えている人どれくらいいるのかなー。10年くらい前だったと思うけど、日本で結構話題になったし、当時僕もテレビの彼の映像を見た記憶がある。林場直子が夢中になったのもこのサイババだったっけ?
サイババが最も人々の心を掴んだのは、無から一瞬のうちに有を作り出す「物質化」と呼ばれる現象。手のひらを下に向けくるくると回すだけで、ビブーティと呼ばれる灰や金のネックレスが突如出現してくるのだ。
青山氏は自身によるインドへの旅と、そこで得た実体験を元に、サイババの奇跡を著書において熱く語っている。確かに彼自身が体験した奇跡は、疑いようがないのかもしれない。この本だけを読んだとしたら、素直な人だったら信じてしまっても無理はない。青山氏が書く文体は読みやすいし、内容的にも摩訶不思議な出来事を信じたい人の本心を巧みについていると思う。
でもねー、僕はそこまで素直になれないんだな。よく読んでみるとその中に書かれている「奇跡」の大半は、第三者からの伝聞形式。なので絶対的な信憑性に欠けると言わざるを得ない。集団催眠という形で「奇跡」を信じているだけなのでは?とも考えられるし。僕が以前に履修した心理学の先生は、不思議に思える全ての現象は脳内における電気信号の働きで説明できると豪語していた。
それで気になって調べてみた。出てくる出てくる。インターネット上でサイババを追求(弾劾)しているページがここ。読んでみると、確かにサイババは怪しい…。もっともこのページの情報も全て合っているとは言えないのかもしれない。インターネットを信頼するな、と僕はクラスで教えられたのだ。では僕は何を信じてよいのだろう。
そんな訳で急に彼の真実を確かめたくなってきた。最後に信じてよいのは自分自身。この目で目の前にサイババを捕らえ、一部始終を見守ってみたい!もしお金と時間があったらなー。今一番会ってみたい人はサイババです。10年遅い。