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Wrangler

▼2003年 4月26日 (Sat) -- No.[487]

カジュアルな服装として一般的なジーンズ。皆さんは好きなブランドとかあるんでしょうか。僕はあります、Wrangler。

これは今まで生きてきた中で辿り着いた結論であります。過去に試したジーンズとして、アメリカのブランドでLevi's, Lee, Wrangler、日本のメーカーならEdwin, Bobson,その他ではGapとかUniqlo,無印なんかも履いたかなー(Leeは日本と言えなくもないが)。とにかくメジャーなジーンズはほぼ網羅したつもりです。そして生まれてから長い年月を経た今、自分の趣味に一番合うと確信を持って言えるのがWranglerと言う訳です。

ジーンズを買う時は、必ず一番色の濃いモノを選びます。何故なら「色落ち」を楽しむため。これがWranglerが好きな理由。つまり経験的に上で挙げたブランドの中で、Wranlerが一番綺麗に色が落ちたから。もちろん個人的な好みがあるし、同じブランドで違うタイプもあるかもしれませんが。

ではどう色落ちが違うか?Wranglerのジーンズは膝や腿など体にフィットする部分から、繊維の色が「縦方向」に線が入るように落ちて行きます。他のブランドの場合「縦横関係なく」全体的に薄くなります。古着が好きな人なら解ってもらえるかもしれません、僕が思うに「縦落ち」の方が色のコントラストはシブイ。ちなみにWranglerの次に色落ちがキレイだったのはLeeだったな。

と前置きが長くなってしまった。

ここからが本題。久しぶりにジーンズが欲しくなってお店へ。しかし何故かWranglerを置いてる店がない!これは純粋に不思議で僕はショックを受けたのだ。僕の考えは間違ってるのだろうか…。前はどのお店にも置いてあった気がしたのに。中野を歩いた結果、僕が欲しいモノが見つかったのはたったの一軒。ようやく買えると思ったのもつかの間、今度はサイズがない!着る物に関して必ず自分に合うサイズを選んでいる僕。もう他の店で探す根気を無くしてたので、しょうがないのでお店の人に頼んで欲しいサイズを取り寄せてもらうことにしました。届くまで大体一週間くらいだそうです。とりあえず探してるモノが見つかって良かった、と言うのが正直な感想。

Wranglerが縦落ちするのは、使ってるデニムにムラがあるから。一番質が悪いとも言えない気もしますが…。

距離の概念について

▼2003年 4月23日 (Wed) -- No.[488]

距離の概念について。僕は「与えられてる時間内で余裕を持って」行ける範囲が近く、それを超えると遠いと考える。同じ歩いて15分の距離でも、早急に目的地に到達する必要性があれば遠く、そうでなければ近い。例えばすごくトイレに行きたい時15 分の距離はとても遠いが、ジョギングで15分の距離というのはとても近い。加えて交通機関を使わず、自力で行ける範囲も僕は近いと考える。体力と時間のバランスも関係するが、両者とも余裕のあった時、僕自身が持ち合わせるモノだけで辿り着ける範囲は、僕にとっては狭い範囲だ。

それを踏まえて、東京は狭いと言える。

僕はひと月ほど前、山手線を一周歩いて回ってみた。8時間で約40キロ。もちろん平日にそんな事が出来る訳がないので時間のある週末に。冒頭の論法に沿うと、平日の山手線一周はとても遠く、週末の山手線一周はとても近いという訳だ。レール上を歩くのは不可能なので、線路に沿うように伸びる道を探して歩いた。場所によって山手線の内側と外側を何度も行き来したが、累計の距離は1周に相当するはず。また最近は中野の自宅アパートから東京駅まで走ってみた。往復で3時間かからず。これは自分で思ってたよりすごく近い。正確は数字は解りかねるが、走る速度は概ね時速10キロとして計算する。つまり距離的には30 キロはない。中央線で中野−新宿間は約20分で結構長く感じられる。しかし正確な地図を見ると、新宿−東京間は「〜」の上下をひっくり返した形で、直線距離は意外に短いのだ。しばらく前に中野−荻窪間を大きく一周した事があったが、それよりも時間はかからなかったし疲労感も残らなかった。

年齢を重ねるにつれ、世界はどんどん狭くなっていくように思われる。小学生の時は地元の市内が僕の世界そのものだった。同様に中学生の時は県内、高校生の時は近隣の都道府県、大学で日本国内、そして海外。

世界はどこまで狭くなるのか、裏返して僕の行動範囲はどこまでが広がるのか。社会人になった今、僕は再び世界を広げようと毎日努力してるのだ。

痩せたんじゃい?

▼2003年 4月19日 (Sat) -- No.[486]

何年かぶりに会ったりする人に「痩せたんじゃい?」って言われる事が良くある。実は日本に帰ってきてからしばらく、この言葉を繰り返し聞いてきた。「久しぶりー!」でその後に「痩せたんじゃない?」みたいな。女の子だったら多少は嬉しいんだろうなー。

しかし僕はこの言葉を耳にしてもじぇんじぇん嬉しくない。むしろ反感すら抱く。なぜならひねくれてる僕は「痩せた」=「昔は太ってた」って取ってしまうから。数年前の僕は何だったんだよ。

しかもしつこく言われる時がある。ひと月くらい前に会ったばかりだというのに、「また痩せたんじゃない?」って。それは絶対におかしい。体重が変わってないのは、ホモの恐怖に怯えた銭湯の脱衣所で確認済み。これはどうしてだろうな。

どうせ言うなら「引き締まったね」って言ってね。それだったら多分すごく嬉しいかも。


花發多雨風 人生足別離

▼2003年 4月11日 (Fri) -- No.[484]

何時の間にか桜が散ってしまった。日本で春を迎えるのは実に4年ぶり。帰国してから満開の桜が開花するのを心から楽しみにしていたにも関わらず、結局花見らしい花見はしなかった。

会社で花見に参加する機会が2度ほどあったが、新入社員にも関わらずどちらも僕は欠席。一つは他の集まりに参加し、もう一方は全く興味が無かった。友達を集めてプライベートで花見を楽しもうと思ってが、連絡しよう、連絡しよう、と結局時機を逃してしまった。

でも個人的には十分桜を楽しんだ。僕は帰宅後にジョギングをする習慣がある。そのコースにはとても綺麗に桜が咲いていた。川沿いにズラリと桜が並び、僕はしばし足をとめてぼけーっと眺めてたりもした。ついでに近所の公園はお花見スポットの一つ。ライトアップされた桜を観てたら、日本に帰ってきて本当に良かったと思えた。やっぱり僕って日本人なんだなー。

桜を愛でるっていうのは、美しさを目に焼き付けるのと同時に、散っていく寂しさも味わう事。むしろこの独特な虚しさ、儚さの方こそ、昔から日本人が大切にしてきた価値観なんじゃないのかな。そう言った意味で桜はとても日本的だ。僕らは常に一瞬の美を堪能する文化を持ち合わせていた。それを端的に現しているのが俳句。あれこそ一瞬の情景を、スナップショットのように写し取った文学だと僕は強く思う。

花發多雨風 人生足別離
(漢詩だし、本来の意味じゃないけど)

うそ偽りなく

▼2003年 4月 7日 (Mon) -- No.[483]

僕が綴る日記のスタンスとして、その日に何をしたのではなく、何を考えたかを出来る限り残すようにしている。しかし普段会えない友人たちに僕の様子を知らせる、というこのウェブページが持つ根本的な意義を、僕は決して忘れていない。たまには生活の一部を書く。

僕は6時に目を覚ます。ベッドから出たその足で熱いシャワーを浴びて脳を覚醒させる。エスプレッソを作りながら身支度。朝食はトーストとグレープフルーツ。始業時間は9時だが、7時前には家を出る。最寄駅近くにある、アスレチックジムでひと泳ぎするためだ。何往復とは決めてはいない。腕時計でキッカリ7時 50分になったらプールから上がり、再び身支度を整えてから電車に乗り込む。

8時45分に出社。コーヒーを片手にPCのスイッチを入れる。午前中はメールのチェックやら、前日途中だった仕事の整理やらで追われ、バタバタと時間が過ぎていく。いつの間にか昼食。近場にあるホテルの日本庭園に忍び込んでサンドイッチをかじる。余った時間は風に当たりながらベンチで本を読む。今はフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の真ん中くらい。

午後に入ると仕事が本格化。週に2度くらい、上司と共にクライアントとの非公式な打ち合わせ。まだ解らない事が多いので、注意しながら口を挟む。睡魔が襲ってくる時間帯。ある意味この緊張感が心地よい。自分の席に戻ってから、ひと月後に控えている大きなプレゼンの支度。ゲストが200人ってどうなんだろう。スライド作成に煮詰まったら作業を終え、今度は論文の執筆に取り掛かる。自分のテキストが専門誌に掲載される事が既に決まっている。これはやる気が沸くと言うものだ。問題なのは最終的に英文で書かねばならない事だが、まぁ何とかなるだろう。終業時間は5時半。しかしここで帰れるはずが無い。7時から再びクライアントとの折衝を兼ねた夕食に出席なので、それまではキーボードを叩き続ける。スライドの7割、論文の5割は完了したか。

10時まで会食が続く。アルコールの助けがあるので、突っ込んだ議論になりがちだ。しかしこれは僕にとって大切な情報収集の場。参考になる事は、トイレに立った時にこっそりメモ用紙に殴り書き。11時に帰宅。取ったメモをデジタル化。いつの間にかかなりの量になった。ぬるめのシャワーで一日の疲れを癒し、最後にビールで喉を潤す。これが一番リラックスできる瞬間かもしれない。念のためウェブでニュースをチェックし翌日の支度。良い夢を期待して12時過ぎにベッドへ。一日お疲れ様。


以上、真っ赤なウソでした。

007 Die Another Day

▼2003年 4月 4日 (Fri) -- No.[482]

久しぶりに映画を観る。"007 Die Another Day"。確か最後に映画を観たのは僕がまだアメリカにいる頃だったと思う。その時はHarry Potterにしようか、007にしようか迷った記憶が。この007は僕が帰る頃にアメリカで公開されたんじゃなかったかなー。

日本の映画館に入るのはかれこれ5年ぶりくらいになる。当時は何とも思わなかったけど、今回改めて感じたのは日本の映画館の設備の素晴らしさ。スクリーンの大きさ、清潔な客席、音響、スタッフの対応、どれをとっても申し分なかった。逆に言うと、それだけアメリカの劇場がボロかった証拠なのかもしれない。やっぱり高いチケット代を払ってるだけあって、そういう所に大きな差が出るんだろうな。前々から僕は思うんだけど、日本人の持つ国民性として、本質的な質への高いコダワリっていうのがあると思う。まぁそれはもしかしたら前にも書いたかもしれないのでどうでも良いが。

映画の話に戻る。シリーズ物だけあって安心して観られた。製作側の意図か解らないけど、結構僕は笑えた。ある意味水戸黄門とか虎さんのノリと全く一緒。吉本新喜劇とも通じる部分は多い。くるぞ!くるぞ!と思ってたらやっぱりキタ!!とかね。それは無いんじゃないのって思っても素直に許せるのがシリーズ物の良い部分だね。ところで Madonnnaがチョイ役で出てたけど年取ったと思わざるを得なかった。Halle Berryはあんなに黒かったっけ?Michael Madsenを選んだのは渋い。僕としてはこの映画で一番ナイスなキャスティングだったな。えー例によって採点をすると…。

2.9(5点満点)
字幕があるってやっぱり楽。

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