過去の日記について
▼2003年12月 4日 (Thu) -- No.[3]
気が付いている人がどれだけいるのか疑問だが、何気にこの日記ページには僕が過去に残した記録で、手元にあったものを全て載せてあったりする。過去に利用していた無料のサーバが突如不調に陥り、復元できなかったデータを除いてだ。このような試みは僕がウェブページを管理するようになってから初めてでもある。大きな更新を繰り返す度、CGIプログラムが作るログは常に0バイトからのスタートだった。
そんな過去の日記をビジターが遡って読む事を、僕は全く想定していない。むしろ全て自分自身のためである。2000年1月からの記憶と記録。過去を振り返る努力の手立てとしての記述体。その手がかりがあれば今の僕はまだ、鮮明とまでは言えないにしろ、当時の自分を思い出すことができる。しかしこれ以上年月が経てばどうだろう。色がついていたはずの何かが色あせ、白黒になり、最後にはブラックアウトしてしまうだろう。それは僕が常に恐れてやまない不幸だ。
僕は2002年の12月5日にアメリカ留学を終え、日本に戻ったと記憶していた。過去の日記で確認してみる。すると実際に帰国したのは12月3日だった。これは大した事ではないのかもしれない。しかし同じように僕の中で過去の認識が少しずつずれ始めているとすれば、恐れていることが既に身近に迫っている紛れもない事実なのだ。
僕は今まで過去の日記を振り返ることなどなかった。常に前だけを見て生きてきた。しかし過去と現在の自分を重ねて考えたい時が来ようとしている。そしてそれもまた、考えようによっては不幸だ。