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City Of God

2002年作。原題"Cidade de Deus"。2003年度のアカデミー賞でもノミネートされたブラジル映画。リオデジャネイロ郊外に実在する貧困街で繰り広げられる、救い様のない青春群像。

評判の良い作品なので思わず手に取ったけど、正直映画のストーリーが僕の嗜好に合っていなかった。陽気なリズムに乗り、コロコロと人が死に過ぎるのだ。中心となるのは十代そこそこの少年たち。ありふれた日常のごく一部として、前のシーンで笑っていたはずの彼らが次々に死んでいく。僕が赤川次郎をどうしても理解できないのと同じ。あまりに軽すぎる人の命の扱いを見てて、正直僕はどうしてよいのかわからなかった。そんなにためらいなく人を殺してもいいの?

確かにいち作品としてこの映画を考えると別だと思う。テンポよい話の展開と、バックグラウンドで流れる軽快なリズムが最後まで観る者を飽きさせない。タランティーノを彷彿とさせる作風とクロニクルも正当な評価に値する。でもこの話は実話がベースなんだよ。観た後に「派手なギャングの抗争をみてスッキリ!」とか、「ラテンのノリが最高!」とか、トボケタ感想しか浮かばない人。あなたは絶対に間違ってると思うよ。

"City Of God"/2.5(5点満点):カジュアルに人が死に過ぎ

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