哲学
当たり前な事に今更気が付いてビクリ。
「僕の顔」=「鏡に映った僕の顔」
これって冷静に考えると成り立たないのだ。
僕が眉毛を動かせば、鏡の中の僕は眉毛を動かす。僕が笑えば、鏡の中の僕も笑う(笑っているように見える)。同様に鏡に映った顔の右半分は、僕のリアルな顔の右半分である。ここまでは事実。しかし他人が僕を直視した時(僕を写真に写した時なども)、僕の右は相手から向かって左(向かって?)。つまり僕から観た鏡の中の顔の右半分は、本来は(本来は?)左半分に相当する。自分がそのまま180度回転すると、それまで右側にあった半分は左側に移動する。当たり前なんだが、あまりに当たり前過ぎる。
先に書いたように写真に写す、もしくは動いている自分が見たければ映像として写せば、僕は現実の僕を視界に捕らえることが出来る。しかしそれ以外で見た僕の姿は、100%僕の姿ではない。自分の右腕で決して持てないもの、それは自分の右腕なのだ。
僕身の姿を僕の目で捉えることは不可能なのだ。