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トレイルランニング

これは衝撃的な体験だったな。そういうのもありかな、と走る前は単純に思っていたが、実際にやってみるとこういうスポーツがあったのかと、当初のお気楽な感じがフっとんでしまった。

山道をいかに早く抜けるかというレース。ロードを走るマラソンのトレイル版と考えれば早い。本大会は10キロ、50キロ、100キロと3つのコース設定。本当は100キロに挑戦したかったが、いきなりだと文字通り生死の危険があり、僕は身軽で済む10キロに参加。ちなみに100キロの部は防寒具、飲料水、食料、地図、コンパス、ヘッドランプ、トレッキングポール、熊よけの鈴、などを装備し、24時間に設定された制限時間内でのゴール到達を目指すというサバイバルなもの。

午前3時過ぎに起床し、4時半の始発に乗り、午前5時50分に現地到着。受け付け時間に遅れたがゼッケンをもらう。6時には100キロの部がスタート。彼らの持ち物を観察しながら見送るが、みんなそれぞれ生き生きとしてカッコ良く見える。僕は着替えをして体を温めつつスタート時刻を待つ。そして7時に競技開始!

いきなりのキツイ坂道で、一気に高度があがる。そして僕の体から悲鳴もあがる。コースはアップダウンの繰り返される本格的な山道。1時間ほど半分舗装された道を走って終わりか、というレース前の予想を全否定されてしまった。僕の中ではクロスカントリーに近かったのだ。ロープを伝いながらものすごい斜度を降りたと思ったら、逆に同じような坂をのぼったりする。つづら折を見上げる、見下げるコースも部分的にあった。勾配とは対照的に、一度あがった心拍数は上がりっぱなし。これだけ強度の高い運動体験は稀である。普段からこれくらい心拍数を高めないと、本当の意味でトレーニングではないんだろうと実感した。そして1時間18分でゴール。何人参加したのか知らないけど僕は19位でした。

その他の感想。美味しい空気を肺に送り込みながら、やわらかな土の上を進むのは気持ち良い。一瞬にして視界が広がる爽快感もすばらしい。トレイル上の標識を見ながら枝分かれするのは冒険心そのもの。もっとも完全にそんな気持ちに浸るには、体がついていけなかったのも事実。走るので精一杯だったかも。とにかく初めての体験で衝撃的。来年は100キロもありかな。

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