コーチング
学生時代に知り合ったK君に会う。しばらく前に会社を辞め、どうしたんだろうかと思っていたところである。金曜に突然連絡があり、地元で個人事務所を立ち上げたという。それに関連する研修に参加するため現在東京にいるとの事。急遽連絡を取り合い、この日に会うことになった。彼が取り組むのは「コーチング」。聞いた事があるようなないような・・・。
イタリア料理屋に入ってピザとビールを注文し、お互いの近況報告。「今日は荒れるかもしれない」と僕はK君に宣言しつつ、僕も彼の近況を聞く。会社を辞めてから色々あったらしい。特に去年は非常に密度の濃い一年を過ごせたそうだ。社会人時代には決して得られなかった経験により、人間性が一回り大きくなった印象を受ける。で、話しはその「コーチング」に。
コーチングとは自己啓発のお手伝いをすること。コーチがいて自己啓発の願望があるクライアントがいる。コミュニケーションが全て。二人は言葉のやり取りを通じ、クライアントが自発的なアイデアで、その活路を見出すようにコーチが導いていく。ここでコーチは人生相談チックなアドバイスはなし。あくまでクライアントが持つ思考ベクトルの方向性と、その強さを調整する役目に徹する。ポイントは「自発的に考えさせる」ということ。でだ、せっかくなら僕をコーチしてくれとなるのは自然の流れ。ビール3杯で店を出る。
客のいなさそうな喫茶店に入り、いよいよコーチングの開始。彼の提示した円チャートをベースに、自分の置かれた現状を分析し、また理想の自分を思い描く。今の気持ちを整理したり、理想に辿りついた時の気持を想像したりする。ここで抽象的で概念的な僕の思考を明確にしていく。前の店で飲んだビールを覚ましつつ、チャートを挟んで座る僕とK君。
コーヒーを飲み干してしまったので次の店へ移る。ビールを飲んで餃子が食いたいという僕の希望で、客のいなさそうなラーメン屋に。メンマをつまみとして注文する、という夢のひとつが叶ったぞ。ここからは実際にその理想に辿りつくには具体的に何をすべきかという行動論。白紙の紙に具体的に書き出していく。将来的な自分の姿を目指すために取るべき行動を、コーチの指示で僕が考える。そして僕がたどりついたものは・・・。
それは僕の中にしまっておきます。いやー、K君に少しセキララになってしまった自分が少し恥ずかしい。