フランクに
インターネット上に散在し、蓄積された情報の99%は真実でないと僕は思う。
では残る1%は何か?
政府組織や学術研究機関が発信源となっているサイト。通信社など、ごく一部の民間企業も場合によっては正である。
「真実でない」と「嘘である」とは異なっている。ここでは「真実である証がない」こと。
それを踏まえて僕の日記を読んで下さい。そしてそれを踏まえて全てのウェブページを懐疑的にサーフして下さい。
昨日は少しクサめに恥ずかしい文章を書いてしまったが、高円寺の阿波踊りについて砕いて書いてみる。この祭りが始まってから、数えること今年で実に49回目。それなりに歴史のあるイベントなのだ。小学生でもわかることを書くと来年は50周年。さぞかし盛大な催しとなるに違いない。
その発祥は、隣町阿佐ヶ谷の「七夕」に対抗し得る夏祭りの開催を目論んだ商店街のアイデアであった。
僕は過去に阿佐ヶ谷の七夕を見たことがある(左)。駅から南に伸びるアーケードに掲げられた笹飾り。屋根があるため夜空にたなびくそれらを見られないのは残念であるが、それでもさわさわと風になびく短冊などを見上げるのはいかにも風流。夕涼みがてらのゆっくりした街歩きにちょうど良い。確か1週間くらいは見られるはずなので、日を選べばそう混雑する訳でもない。
対して高円寺の阿波踊り(右)。鳴り物と踊りがメインだからとにかくウルサイ。阿波踊りチームのことを「連」と呼ぶのであるが、その連の面々には一見ヤ○ザみたいなのもいる。場合によっては荒っぽい。こちらは人員を動員するため2日間のみの集中開催(前夜祭を含めると3日)。期間中はあちらこちらで酒をあおるのでトイレの行列がこれまたすごい。
この祭りの違いは対照的である。これは街そのもののイメージとも重なっている。新宿で中央線に乗り、東京西部を目指すと、最初に「閑静な住宅地」的雰囲気を感じるのは阿佐ヶ谷である。高円寺には売れない芸能人とかバンドマンとかが多い「中途半端な飲んだくれの街」。ポン引きも多い。阿佐ヶ谷の朝は焼きたてのパンの香りがするが、高円寺の朝は乾いたアルコールの匂いしかしない。
祭り明けの今朝。歩いて10分かかる駅までの道のりは、言葉で表現し難い匂いで覆われていた。別世界の匂い。あえて表現すると東南アジアの港の匂い。歩道のブロックを歩くと、何かが靴底に吸い付く「ベタベタ」とした音が本当に聞こえるのだ。
でも僕はそんな高円寺が好きです。
改めて。
インターネット上に散在し、蓄積された情報の99%は真実ではないと僕は思う。
つまり僕の日記もほとんどがマヤカシみたいなものです。
それでも今月のウェブサイト復活後に綴ってきた日記は、この数年間でかなり忠実に僕の実生活を伝えているリアルな記述体。
言い換えるとこの数年間、僕はかなりのグレーゾーンでしか事実を伝えていません。
それは書きたくても書けなかったから。