アクアスロン
「アクアスロン」は水泳とランニングを組み合わせた競技形態。なんちゃってトライアスリートを目指す僕はこの日、地元杉並区で行われたビギナー向けの大会に出場。結果は成人男子20人中13位、何とも中途半端な遅さであった。
朝8時。当然のように寝ていると、参加申し込みをしたスポーツクラブのインストラクターから電話。木曜に会社を休んで大会要綱をクラブに取りに行く手はずだったのだが、普通に出社した僕の手元にはそれがない。だから電話をかけてくれたのである。受付が9時、開会式が9時半、そしてスタートは10時、最悪10時までに来てください、とのこと。前日のアルコールが完全に抜けていない僕に、早口にまくし立てる彼女の声。どこか遠い場所で響いているようだった。
ベッドから這い出て何とかシャワーを浴びる。僕はめったに二日酔いなどならない(強い訳では決してない)。しかし前日は数種類のアルコールを口にし、どうも胃に違和感が残ってしまったようである。二日酔いにはワカメの味噌汁だ!レース前には炭水化物だ!と気合を入れて駅前の牛丼やに入る。しかし二日酔いの朝、何を食ってもウマイ訳がない。調子をブッこいて大盛を注文したのも裏目に出て余計気持ち悪くなった。
杉並区の「上井草スポーツセンター」というところで行われたその大会。しかし荻窪からバスに乗って僕が降りたのは「下井草」。その時既に9:45。改めて西武線に乗って上井草に着いたのが9:55。徒歩5分で会場入りすると、既にレースはスタートしていた。ソッコーで水着に着替えプールへ向かう。ばたばたしているスタッフに訳を話し、ギリギリで参加が許された。腕と太ももにマジックで書かれたエントリーNo.は「53」。泳ぐのは150m(25mプールの6レーンを全て泳ぐ)。スタート地点に立つと、なんと54番が泳ぎ始めた直後であった。しょうがないのでおばちゃん達の後、最後尾でスタートすることに。準備運動も何もなしに水の中へ。150mはそんなに長い距離ではないが、胃に加えて変に体も重たくなった。息を整える暇もなく、プールの外においていた靴とシャツを身に着ける。続いてランのスタート。設定された周回コースを4周する2.6km。グランドでは少年たちがさわやかに野球をしている。僕はヘビーな朝食によりキリキリと脇腹が痛くなる。合計17分でゴール。あっという間にレースは終了してしまった。そして順位は冒頭に書いたとおり。
電話をくれたインストラクターも参加し、彼女はそのクラスで3位に入賞。女性部門の1位も同じスポーツクラブのメンバーだった。レース後に配られたお弁当を食べつつ表彰式に参加。言い訳するつもりはないが、二日酔いさえなければ3つくらい順位が上がってたはず。もともと完走が目標であり、早く泳いだり速く走ったりしたいとは思わない。だが、もう少しトレーニングを積み、しっかりと体調を整えたら、それなりに順位も上がるんじゃないか。
運動の秋。チャリにはあまり乗れてないけど、なんちゃってトライアスリートにまた一歩近づいたね。