蒸し料理
海のある街。僕は料理人。
弟子とともに料理を作って届けなければならない。
僕と彼は調理後、食べ頃のタイミングを狙ってそこに料理を届ける。
辺りが暗い。不思議な丸い形をした目的地の案内板がうまく読み取れない。
僕は同じエリアに3日連続で来ていた。
その時に目的地の名前と場所を確かめておくべきだった。
懐中電灯の光が闇に伸びるが、とても弱々しくてあてにならない。
目指す場所は高級料理店のひとつであった。料理店に料理を届けるのだ。
あと10分で料理が蒸し上がる。ここからは時間との勝負だ。