東京都庭園美術館(+)
展示の内容は過去の日本人がどのように植物を研究してきたか、みたいなものだった。江戸末期から明治初期の学者たちが丹念に植物を書き写した教本は、僕にターヘルアナトミア的医学書を連想させた。それから現代アートとして、花をモチーフにした写真も飾られていた。南の島でマジックマッシュルームを食べ、そこで見た幻想にインスパイアされた写真など。キャンバスに描かれたブルーの背景と(左のパンフレット)、鮮やかで、場合によっては毒々しくもある花びらたち。
ぐるっと一周してからはすぐ隣にある植物園みたいなのにも行く。残念ながら曇りがちな午後で、東京の真ん中とは決して思えない鬱蒼とした森がとても不気味だった。晴れてたら全く別の風景が広がっていたに違いない。頭上でカラスの鳴き声が聞こえる。その音の方向に視線を延ばしても、どんよりした空に隠れるカラスが僕の視界に入る事はなかった。
続いて行ったのが「駄菓子バー」。これがとっても面白かった。昭和レトロな店内(最近流行りだ)にずらりと並んだ食べ放題の駄菓子と、昔遊んだ記憶がある懐かしのおもちゃたち。写真はセメダインみたいな匂いで、チューブからひねり出すそれをストローみたいなヤツの先につけて膨らまして遊ぶもの。重たいシャボン玉な感じ。忘れてたけど確かにこんなのあったね。僕は綿菓子やらすももやらソース焼きそばを食べました。
とっても秋らしい一日だ。

