キャンパスとビジネスチャンス
学生寮は新入生と春を迎え活気に溢れている。
Iが僕に話し掛けてくる。相変わらず表情が豊かで元気な男だ。
僕は人ごみを避け、キャンパスを散歩していた。
緑が目に鮮やかである。
TさんとHさんがなにやら神妙な顔つきで学生寮に入っていった。
Hさんは上司と一緒に7泊でアメリカ出張の最中であった。
僕はキャンパスの芝生に座るその上司を見つけて話し掛けた。
僕:どんな仕事をしてるんですか?
彼:最先端の仕事。自分の進退をかけ、新たなビジネスを探っているんだ。
今の所めぼしい成果はでていないとの事である。
僕:だったら僕を通訳に雇ってください
彼らに同行したら、何らかの成果を挙げさせてあげるような気がした。