シルバーとオレンジ
別に僕は「てっちゃん」ではないのであるが、前々から気になっていたこと。首都圏のJR在来線のカラーリングの傾向と、その波から外れている中央線である。
中央線というは東京を東西に横断するJRとしては最もメジャーな路線の一つ。中野-立川間というのは、新幹線以外のJR路線では一番長い直線である(豆知識)。色からしても、首都東京を支える大動脈といっても過言ではない。この中央線のダイヤというのがメチャクチャ複雑だと聞いた事がある。快速、特別快速、通勤快速などの区分けと、さらに長野方面と新宿を結ぶ特急列車が加わる。ただでさえ長い路線のため、たった一箇所の踏み切りで点検作業などが入っただけで、全体の発着予定が大幅に崩れてしまう。いかにその存在感が大きいかという変な指標だけど、いわゆる「人身事故」がダントツで多いのがこの中央線だ。
話を戻すと、シルバーの車体に色がついたラインというのが、JRにおけるカラーリングの基本線である。総武線はシルバーに黄色、山手線はシルバーに明るい緑、埼京線はシルバーに深い緑、京浜東北線はシルバーに青、京葉線はシルバーに赤といった具合。これらの車両は随分前に変更されている(それまでは一色ベタ塗り)。でも中央線だけは昭和を感じる色合い。21世紀を迎えても、昔からのオレンジ一色車体だったのね。はて、これはどうしてなのかと僕は以前から不思議に思ってたのだ。
そんな僕の杞憂を晴らしてくれるのか、2007/12/26(今日)、満を持してシルバーにオレンジというカラーリングの車体が導入された。社内広告によると、新車両は従来に比べ36%の省エネ化を実現し、座席の幅を3センチ増やしたらしい。ついでに重量も軽くなったとのこと。東京-高尾間の所要時間が短縮されるのかな。少しでも通勤が楽になればと僕は思う。まぁそれは良いんだけど、どうして中央線の車体入れ替えが一番最後になったんだろうね。疑問は残る。