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船橋のIKEA

に、行ってみた。ちょっと前にオープンしてしばらく混雑が続いてたみたいだけど、少しは落ち着いた頃なのかなと思ってね。IKEA店内に入るのは生まれて初めてである。

大きな家具屋さんとしか印象が持てなーい!今まで日本になかったスタイルのお店なんだろうけど、「今までの日本の家具屋」というのを知らないので、何と比較してよいのかわからないのね。でもよく考えてるのかなと思ったのが、まるでテーマパークかのような商品の展示だ。これは僕にディズニーランドにおけるアトラクションに乗る前の行列を思い起こさせた。基本的に店内が一方通行なのである(これは好き嫌いが分かれるところだと思うが)。キッチンやらリビングやらバスルームやら、テーマ別にまとめられ、色鮮やかでスタイリッシュな家具たち。客が実生活をイメージできる一連のセットとして、「シーン」が提供されていた。これは家具というよりはむしろ、その背後にある「センスに溢れるおしゃれ生活」への憧れを刺激するんじゃないか。「北欧の家具」というのが、実際に北欧を知らない人の知的好奇心をくすぐるぞ。


結局売り場では何も買わなかった。「売り場では」と書いたのは、最後の最後にホットドックと炭酸飲料をかったから。総評としては、確かにリーズナブルである。同じ値段で他の店で買うよりも、実際に物は良いのかもしれない。過去に日本から撤退した歴史から何かを学んだんだなきっと。しかしながらやっぱり裏を返すと、若干の安っぽさが目についてしまう。ああやって綺麗にディスプレイされれば、何だって良く見えるのは当たり前なんじゃないか。僕がプロデュースすれば、もっともっとセンス溢れる空間ができあがるかもしれないね。結局肝心なのは、その家具で生活する僕らそのもの。家具は飾るものじゃなくて使うもの。家具に囲まれて住まわされるんじゃなくて住むもの。使い勝手が良く、かつセンスに溢れる家具を選ぶのは、他でもない僕らなのだ(それは無能な政治家を嘆く僕ら自身が、その選挙権を行使して、無能な政治家を選んでいるのと同じだ)。そして生活を実践するのも自分以外の何者でもない。

別にIKEAを否定してるわけじゃない。IKEAで「買うもの」と「買わないもの」を、僕らが見極める必要があると書きたいだけ。実際欲しいのももあったしね。IKEAに行く前から常々欲しいと思っていたのは、本棚に載せる緑の傘のランプ。でもイメージに沿うものが無かったのはしょうがないね。

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