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タンタン(高円寺)

しばらく更新してなかったけど、社会復帰したことだしそろそろこっちも。

僕は昔から小汚い店が大好きである。一見みすぼらしいく、古くから経営している風の店。これはその見た目に関わらず、支持する人が多いことの裏づけ。総合的に考えて、良い店である可能性が高いのだ。もちろん味が第1のファクター。つまり美味い店である。

ここ「タンタン」は高円寺にある、まさに冒頭の表現がぴったりなラーメン屋。この圧倒的な汚さと狭さ、まっ黄色のセンスない外観を、僕は前々から気にしていたのだ。今日初めて店内へ。カウンター10席しかなく、腹の出た人なら通路さえ通れないような店である。これは期待できるぞ。最初に目に入った「ラーメン餃子」、それから瓶がなかったので「生ビール」を注文。

※以下個人的見解
しかし僕の予想を覆すほどの不味さであった。風邪気味で味覚が不調であることを差し引いても不味い。味噌味のラーメンはしょっぱいだけで、スープのダシが微塵も感じられない。餃子は水気が多くてべちゃべちゃ。カリっとした歯ざわりなど全く望めない。具も意味のわからない味つけである。そしていくらなんでもビールぐらいは、と考えていた僕はまだ子供だった。グラスが汚れているため、きめ細かな泡が立たない。もともとビールの泡が嫌いな僕にとって、これは本当にいただけない。しかもなぜか焼酎の味がする。本気でホッピーかと疑ってしまった。

以前も書いたかもしれないが、僕が持つレストランの評価基準は「人を連れて行けるか」である。その基準に照らし合わせてみても、ここ「タンタン」は一人でも、二度と行こうと思えない店。不味いもの食いたさでも連れて行けない。そもそも「タンタン」なのに「タンタン麺」がないのは何故なんだ!

しかしこの夜の客は僕だけではなかった。僕と同年代の男が(しかもちゃんとした風の男)、「今日は休みなの?」などと、いかにも常連風に店のオヤジと喋っているではないか!しかも彼は「ラーメン大盛り」と、「餃子二人前」を注文し、更にそれこそ「この世の春」とでも言うべき表情を満面にたたえ、美味そうに食ってるではないか!これはここを酷評せざるを得ない僕にとって、信じられないスペクタクルであった。彼のような客の存在が、この店を存続させているのだ。人によってその好みもそれぞれ。

総評:1.5(5点満点)
好きな人にはたまらないんだろうが、僕には合わなかった

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