超高層ビルと宇宙船
銀座に大きな牛の銅像がある。
今回はその牛をマスコットにした高速道路を建設することになった。
毛並みのきれいな真っ黒の牛である。
太平洋と日本海を結ぶ高速道路。
まずはスタート地点とゴール地点に高さ1000メートルを越す超高層ビルを建設する計画。
僕はそのビルを作る係りになって、とりあえず一番上に上ることになった。
エレベータがない。眼下の遥か下に地上が見えて、僕は足がすくみそうになった。
ビルの頂上からロープが垂らされ、僕を含めた作業員がそのロープに結わえられた。
僕らはそのロープを伝って下まで降りなければならない。
何でエレベータがないんだと僕は疑問を持った。
超高層ビルではなく、実は宇宙船だった。
日本から選りすぐりのパイロットたちが終結していたが、
ビジーフォーがメンバーであった。グッチ雄三とモト冬樹は大御所タレントをメインボーカルに、
「♪戦争が終わって〜♪」と伴奏をしていた。
きっと音楽性の豊かな人がパイロットになる条件だったんだなと僕は思った。