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学生気分

午前中に自宅から多摩川を越えて登戸まで走る。到着しかけて時計を見ると所要時間30分。「さあそろそろ引き返すかな」と思った途端、「専修大学正門」行きの路線バスに追い越された。お!日本の大学キャンパスの雰囲気でも味わってみっか!と思わずそのまま走って追いかけてみた。勝手に意識しているのは僕の方だけだが、抜きつ抜かれつのデッドヒートである。敢え無く見失ったが、視線の先にある大きな建物の外壁に「何とか大学」と書いてある。そこまで行ってみっか!と思って近寄ってみると、実は明治大学であった。そういえば!ここは確か戦時中に怪しげな実験施設があって、今でもその建物が残っているはず。という訳で山の上まで登ってキャンパスをぐるりと一周してみた。

週末ということもあってキャンパスは静かである。するとあったね。鬱蒼と生い茂った雑草に取り囲まれ、打ち捨てられたように佇む木造の実験室がぽつりぽつりと。割れたガラス窓から、暗い内部が垣間見える。この日は曇り空で生暖かい風が吹いていたんだけど、これは筆舌に尽くしがたい非常に不気味な雰囲気であった。後で知ったところでは、その草むらの中には慰霊碑とかも建てられてるらしい。薄気味悪くて退散。ところでキャンパスの中には、ここに通っていた植村直己の記念碑もあったりして、これはこれで観光気分が味わえたので良かったね。

夕方からは大学時代の友人と、まさに僕らが学生時代を過ごした街に降り立つ。僕らの卒業後、駅周辺が急激に様変わりしてしまっている。キャンパスへ向かう小道が拡張された上で、大きなマンションがそその脇に。当時狭い路地に林立してたゲーセンとか、マージャン屋とか、ビリヤード屋とかの跡形は全くない。そんな10年以上前の風情を知らない学生たちが、意味もなく屯している。結果的に違和感を覚え得ない。電車のホームと直結した複合ビルや、大手アスレチックジムもオープンまじかの様子である。こうやって新陳代謝が進んでいくのだ(もちろん僕より10年先輩と、僕はまた違う風景を目にしているはずだが)。普通の居酒屋で食事(昔はなかったお店)。

飲んでるとその頃がフラッシュバックされてくる。興が乗ってきたので、久しぶりに当時よく行ったビリヤード屋にでも行ってみっか!という事に。駅を降りて右手に曲がった雑居ビルの3階にある「ビリヤード須藤」。ああ、確かにめがねのオヤジと、口うるさそうなおかみがいたなととても感慨深い。1時間ほど当時のままに玉を突いた。ビリヤードをした後はそのビルにある「松屋」で食事をしてみた。これはまさに学生時代のコースだ。これにカラオケとかが挟まれてたら完璧であった。学生時代に戻った感覚。

その後の話:
友人と別れた僕は電車で帰った訳だが、電車で突然腹が痛くなった。甘く見てて、まぁ駅を降りてからその辺でお手洗いを借りれば良いなと思ってたのだが、最寄り駅に停車する直前、突然目の前が暗くなる。まさかのブラックアウト。冷や汗が滴り落ち、視界が急激に狭まる。本気で倒れるかと思ってしまった。勢いで食事したツケか。気分は学生でも体が・・・。

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コメント

あらら、その後については
お気の毒様。
風邪薬でも飲んでなかった?
昨年の丁度今頃風邪薬とお酒の
食べ合わせ?で、腹痛以外は貴公と
同じ状態になって
人生初失神を経験したよ。
お互い気をつけて
今後も遊んでくださいませ。

薬は何も飲んでなかった。調子ぶっこいて最後に食べた松屋にやられたらしい。。。
僕はいつだったか、ものすごい腹が減ってる時にカレーを沢山食べてやはりぶっ倒れたことがあるよ。

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