舞台の引継ぎ
会社で僕の送迎会を開いてくれることになった。
思いの他大げさな催しで、僕はとても恥ずかしくなる。
部下に大友康平がいて、彼は僕のために「フォルテシモ」を熱唱してくれた。
彼は歌を封印しているため、会社の人以外からも取り囲まれていた。
僕は舞台の総合演出を担当している。
初日を迎える前に去るのが心苦しいのだが、
辞めていく前にその引継ぎをしなけれならない。
僕は舞台の台本をほぼ書き終えていた。
しかし舞台の設営に全く手を付けていない。
どうしようかと僕は思った。