ピンとキリ
この日16:00に仕事を終えた僕は、人生で初めての寄席を見るために新宿まで出る。ところが、着いてびっくりするほどの長蛇の列。入れないことはなさそうだったけど、窮屈なのはとても嫌なので、一緒だった友人とそのまま飲みに(結局いつもと同じだ)。
とりえあえず近くのゴールデン街をうろつくが、この時間で開いてる店はない。次に駅のほぼ反対側、しょんべ○横丁へ(関連エントリ:リンク)。こちらはまだ日が高い時間帯でもかなりの賑わいである。雑踏とした餃子屋に入ってビールを飲む。餃子はもうちょっとパリっとしてるほうが良かったかな。チキンは不思議と油っぽくなくて美味しかったが、きゅうりはごま油が濃い。お会計が二人で¥3000しない。安い!と思わず口走ったら、中国人店員が「だってあまり食べてないでしょ」と冷静な一言。それなりに食ったと思ったんだけどね。
まだ日が落ちる前である。このまま帰るのもアレなので、前から行ってみたかったパークハイアットのバーへ。スタイリッシュな雰囲気と、洗練された接客が、都内でも屈指の超有名店。映画"Lost in Translation"でBill Murrayが入った店でもある。しかしちょっとしたハプニング。なんとドレスコードで入店を拒否された!そりゃそうだろと思うけど、やっぱり短パンがNGだったのね。でも「人生で初の屈辱」とかは全然思わない。これはこれで素敵な経験として、「あー俺もこういう店に来るようになったか」と、むしろとても嬉しかったのだ。「どうすればいいですかね」って聞いたら、「貸しズボン」があるとのこと。一番小さなのを借りるが、ウエスト82でダボダボだ。Tシャツでスニーカー(しかもアシックス)である。鏡に映った自分を眺め、独りくっくっと笑ってしまった。
まるで田舎の中学生のような僕は、夜景の見えるカウンターで、今度はとろりとしたハードリカーを傾ける。そのギャップがもうおかしくておかしくて。客の半分は外国人。なんでだろうか。天井が高くて大きな窓。地上52階からの眺めは良いのだが、少しガスってたのが残念。店自体は思ったより広くなかった。20:00からはJazzの生演奏。知ってる曲が「イパネマの娘」しかなかったし、上手いのか下手なのか良くわからなかったが、多分上手いんだろうな。プレーヤーは全員外国人。これもなんでだろうか。演奏が終わった頃に席を立つ。二人でそれぞれ2杯づつで、お会計が餃子屋の4倍以上。うおー!
★他の感想@
このバーにまた来ようと思うかと言えばYESである。でもここを使う機会ってそうそうない気がする。この日僕はものすごいいい加減な格好(キャップ、Tシャツ、短パン、スニーカーと、おしゃれでない無精ひげ)で行ったが、ビシッとした格好をすればそれなりに見えるもの。TPOをわきまえた上で、別の機会を楽しもう。バーの下にあったラウンジの方が寛げそうだったから、今度はそっちに行ってみたい。
★他の感想A
飲食店で時間を過ごした後、「大体いくらか?」を想定できることってとても大事だと思う。自分がこれまでに経験した幅広い味、雰囲気、接客、場所等から総合的に判断し、予測する。この日行った餃子屋とバー。それぞれの会計は、僕の予想とほぼ一致。もしそこに乖離があったら?僕は自分の方を信じるね。でも乖離を楽しむのも好きだな(思ったより高いとか、思ったより安いとか)。大人になったな。
★他の感想B
バーは超有名店で、ある程度ステータスが高かったと思う。そこに来てる客も自分の社会的地位を確かめるようである。でもね、本当にステータスが高い店ってのは、そもそも本当にステータスが高い人しか知らないような店なんじゃないか。名前が知れてるってだけで、ある意味2流と言える場合もある。
★まとめの感想:
この日は新宿のピンとキリを同じ日に味わったようでとても面白かった。
★その友人の感想:(ゴメン勝手にリンクしたよ)
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