2日目
特に書くことはないのであるが、会議字使っている部屋が寒くて困る。でも午後になるととっても眠たくなるので丁度良いと言えば丁度良くもあるが。一番辛いのが16時くらい。少しでも気を抜くとストンと落ちるように意識を失ってしまう。
夕食は全日本人スタッフでタイ料理へ。お客さん4人+ベンダーさんと+僕の会社である。昨日の日本食より僕はこっちの方が良かった。良くも悪くもアメリカナイズされたインテリアの店内で楽しむオリエンタル料理。味付けはやはりアメリカ人向けなんだろうけど、結構美味しかったと思う。微妙なミソスープを飲むより、こっちの方がよっぽどマシだ。今日のお店もお酒をサーブしていなかったので外まで買出し。こういう何人かのパーティで行くのももちろん楽しいんだけど、本音としては一人で超ローカルなバーに乗り込みたいんだよな・・・。
(妄想ここから)
土方焼けした労働者しか来ない小汚いTavernである。タフな1日を終えたオレの片手には、鼻息あらい馬のロゴ、ブルーカラーの専売特許ローリングロックだ。財布を持ち合わせないオレは、しわくちゃの1ドル札をポケットから取り出す。ボックス入りのタバコも何故か折れ曲がっていた。オレは火照りを覚ますように涼しい眼差しでそのドル札をひと伸ばし。昔ながらのジュークボックスにそいつを流し込み、ひとまずスティーヴィー・レイ・ヴォーン を鳴らすのだ。続けて田舎町にぴったりなジョン・メレンキャンプの"スモールタウン"をリクエスト。
I was born in a small town. And I live in a small town. Probly die in a small town. Oh, those small communities.
ガヤガヤとした店内が次第に音楽に耳を傾けてきた。最初に誰かがハンミング、横の誰かが歌詞を口ずさんできた。そしていつの間にか店内で合唱が始まるのだ。どこかに違和感を覚えながら、自分の街を愛することしか知らないアメリカ人たち。言葉にならない(言えたくても言えない)複雑な心境を、たった1曲のメロディで表したオレに対するリスペクトである。オレはそんな上気したレッドネックに目で答えるのだ。アイエグザクトリィノウホヮッチューミィン。するとそれまでカウンターで静かに飲んでいたオレに対し、黄ばんだ白Tシャツを着たヒスパニックが話しかけてきた。オレはそいつと賭けビリヤードに興じる。50セントはヤツにとっても、オレにとっても、生きるか死ぬかのデッドライン・・・。
(妄想ここまで)
うぉー!