クライマックスシリーズ
このネーミングセンスはどうなんだ?個人的には何とも幼稚でダサい響きだと思うのだが、世間も僕と同じ意見なのであろうか。中学生がつける「レインボー」という名前のバンドくらいのダサさだ。
なんというか、スーッと頭に入ってこない。そもそも去年までと同じ「プレーオフ」じゃなどうしてダメなんだろうか。これは言葉としてもまさにソレなんだと思うのだが。その定義が「プレーオフ」だとしても、「クライマックスシリーズ」の字面に、何だか違うものを見てしまって奇妙に感じる。単純に耳慣れしてないってだけじゃないような気がする。どうやら原案は公募らしいのだが、結局これは日本プロ野球機構のお偉いさんがいくつかの候補の中から選んだはず。まずはパリーグ主体で始まったこの試みに口を挟みたいセリーグ側の思惑が働いたのであろうか。
「クライマックスシリーズ」という言葉と制度がプロ野球で定着すれば良いのであろうが、今後もこのやり方が続くのかはちと疑問である。これはある意味で「リーグ戦」と「日本シリーズ」を明確に区分けしていた野球黄金期の伝統をぶち壊し、その性格の違う2つを無理やり混在させ、それぞれの独自性をあいまいにする暴挙とも言えないか?僕は前から、チャンピオンはそれぞれのリーグの優勝チームであり、「日本シリーズ」というのは初めから「本番が終わった後のお楽しみ」的オマケと捕らえている。プレーオフ制度については終盤の盛り上がりを考えた場合、あっても良いとは思う。ただし、現行システムでは12球団中、その半分の6球団もが日本一の栄冠を勝ち得るチャンスがあったりするのがどうも・・・。これだとリーグ戦優勝の重みが低下するし、たとえば勝率5割以下で出場したチームがあれよあれよと日本一になってしまう事だってあり得るのだ。それで「日本一」と堂々と胸をはれるかと言ったら、本人たちも周りもしっくり来ないんじゃないか。せいぜいリーグの1位と2位、計4チームが総当りでリーグ戦をして勇士を決するくらいで言いと思うんだけどなあ。これだとパリーグ同士の日本シリーズとかになっちゃうから、やっぱりセリーグが黙ってないかな。
ところで巨人がリーグ優勝した。その時のテレビ視聴率はどうだったんだろうと思ってさっき調べようとしたんだけど、どこにも出てこなかった。そうなのだ。今年は歴史上初めて、優勝がかかった巨人戦を地上波で生中継しなかったのだ。日本テレビが放映権を持つ東京ドームでのゲームだというのにね。一昔前には考えられないこと。これじゃ長島さんが急に老けてもおかしくない。