井川遥のてんや椀や
自宅で朝日新聞を取っているのであるが、その夕刊でタレントがコラムを書いている。主に炊事をテーマにした書き物である。(実際に本人が執筆していると仮定すると・・・)僕には彼女がものすごい文才の持ち主であるような気がしてならないのだ。
特に何、というわけでもないのだが、不思議と最初の一文ですっと彼女の世界に引き込まれる気がする。職業ライターのような言葉使いや、論理展開はないかもしれないが、彼女の文章には行間を読ませる何かがある。それから後読感さえすばらしい。非常にバランスよくまとまったテキストである。
よく芸能人がインターネット上に日記を公開している。でも「今日はこんなんでしたー」とか能天気に書かれても、僕としては「で、なんなんでつか?」という感じで、全く読む気が起こらない。でもこの夕刊のコラムにはちゃんとしたテーマと世界観があり、かつ、程よく残る余韻が非常に心地よい。総じて、世間に溢れる芸能人ブログとは一線を隔している。
要するに僕は井川遥が好きなのであろうか。